英会話学習

英語力アップに名言を覚えるのはいかが?会話に使えば一目置かれるかも!?

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英語ネイティブの人は、有名人が残した名言や映画の名台詞を日常生活でよく使うそうです。

例えば1994年公開の映画フォレストガンプの名台詞

「人生はチョコレートの箱のようなもの。開けてみるまで何が入っているかわからない。」

“Life was like a box of chocolates. You never know what you’re gonna get.”

というセリフなんかは、もともと映画のセリフなのに別の映画やドラマに登場したり、普通の人が日常会話で使ったりするほど有名な表現です。

日本語だと日常会話で有名人や映画の名言を使う、ということはあまりないかもしれませんが、みなさん誰しも「心を奮い立たせる名言」「好きな名台詞」ってありますよね?

多くの方は名言・名台詞を日本語で記憶していると思いますが、そういった名言の多くは原文が英語だったりします。

洋楽の歌詞などもそうですが、日本語だと何だか恥ずかしいようなセリフでも英語になると実にスマートに聞こえたりするんですよね。

こういった名言を原語で覚えて、英会話に使うことができたら、なんだかカッコいいと思いませんか?

ネイティブの人からも、「こいつ英語できるな!」と一目置かれるかもしれません。

また単純に有名なフレーズを英語のまま覚えることにより、英語学習に役立てることが出来ると思います。

ということでこの記事では、有名人が残した名言を文法的な解説とともにご紹介したいと思います。
 

有名人による名言

マイケル・ジョーダンの名言

"I can accept failure, everyone fails at something. But I can't accept not trying."
- Michael Jordan
 
「私は失敗を受け入れることができる。誰もが失敗はするものだ。しかし挑戦をしないことに私は耐えられないのだ。」

バスケの神様、マイケル・ジョーダンの言葉です。

ジョーダンのこの名言は文法的にいたってシンプル。

解説することも、あまりありません。

ところがこの文、たとえば大学受験の英作文で書いたら減点されます。

なぜでしょうか??

それは、一文目、"I can accept failure, everyone fails at something."が文法的には正しくないからです。

完全な文と文は接続詞なしには繋げられません。

なので、文法的に正しく書くとすれば

"I can accept failure (AND) everyone fails at something."

"I can accept failure (BECAUSE)everyone fails at something."

などとなり、何かしら文同士を接続する語が必要なのです。

でもこういうことは口語ではよく起こりますし、意味も十分通じるんですね。

さてマイケル・ジョーダンですが、伝説的なプレーで多くの人々を魅了したのは周知の事実ですが、負けん気が強く、チームワークが大事なバスケットで独善的なプレーをすることでも有名でした。

そのことをマスコミやチームメイトから批判されたある時、マイケル・ジョーダンはこう言いました。

"There is no 'i' in team but there is in win."
- Michael Jordan

「Teamの中にIはないけど、Winの中にIはあるんだ」

この発言、意味が分かりますか??

"There is no 'i' in team"

これは、「チームワークを大事にしなさい」という意味でよく使われる言葉です。

「team(チーム)」という単語のスペルの中にアルファベットの「I(自分)」はない、つまりチームワークのために自我を捨てろという意味です。

ところはジョーダンは、「win(勝利)」の中には「I(自分)」がある、つまり勝ちたければ俺がいるだろ?と言ったのです。

ものすごい俺様発言ですが、実際、ジョーダンの活躍がチームの勝利に繋がっていたので間違っていませんでした。

圧倒的な実力と才能があるマイケル・ジョーダンだからこそ許されるカッコイイ名言ですね。
 

ガンジーの名言

"Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever."
-- Mahatma Gandhi

「明日死ぬかのように生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい。」

インド独立の父として知られるマハトマ・ガンジーが残した名言です。

有名ですよね。

as ifは仮定法として英語の教科書に出てきます。

文法用語的に説明すると、

1)as if 現在形→仮定法現在
2)as if 過去形→仮定法過去

となります。

英語が苦手な人はアレルギー反応が出るかもしれません(笑)。

仮定法現在と仮定法過去の違いは簡単に説明すると、

・仮定法現在は実際に起こり得そうな仮定

・仮定法過去は実際にはあり得ない・起こりえないような仮定

です。

上記のガンジーのセリフは「as if you were→仮定法過去」なので、

実際には起こりえないことを仮定

してるんですね。

仮定法過去は「実際はそんなことないのに、そうであるかのように」という意味なので、ガンジーの名言を回りくどく解説すると、

「(実際は明日死なないのに)明日死ぬかのように今日を一生懸命生きろ。(実際は永遠に生きられないけど)永遠に生きられるかのようにどん欲に学べ」

という意味となります。

 

ダーウィンの名言

"It is not the strongest of the species that survive, nor the most intelligent, but the one most responsive to change."
-- Charles Darwin

「生き残るのは最も強い個体ではなく、最も知的な個体でもなく、最も変化に対応する個体である。」

進化論の基礎を形成したイギリス人自然学者、チャールズ・ダーウィンの名言です。

文法的にはあまり難しいことはありませんが、<

It is xxx that ~

「~なものは、xxxである」

強調構文が軸となっています。

"It is not the strongest of the species that survive"

は、「It is not」の形なので、「~なものは、xxxではない」という意味となり、

『生き残る(survive)のは、最も強い個体ではない』という訳になるのです。

ここで注目してほしいのが、"the strongest of the species"という語。

"the strongest species" ではなくて、"the strongest of the species"なんです。

ofがある場合と、ofがない場合の違いはわかりますか??

ここでのofは、「~のうちの」という意味のofです。

"the strongest of the species"は、「the species(とある種)のうちの、the strongest(最も強い個体)」という意味になります。

例をあげるなら「人類という種のうち、最強な個体は吉田沙保里」という感じですね。

逆に"the strongest species"だった場合は、「いろいろある種のなかで最強な種」という意味で、比較対象は「異なる種」です。

ライオンやサメ、ゾウ、人間など、異なる種をいろいろ比べた場合の最強の種という意味になります。

さて、話はダーウィンの名言に戻ります。

ダーウィン以前の進化論では、すべての生物種はそれぞれ独立して(神により)造られた、とされていました。

ところがダーウィンはこの説に疑問を持ち、ビーグル号の航海で世界中の生物を調べて回り、

「すべての生物は共通の祖先から枝分かれて進化したものであり、厳しい自然環境にうまく適応できたものだけが今日たまたま生き残っているだけである」

という説を提唱しました。

生き残れるように強い個体や頭のいい個体に進化するのではなく、突然変異によってたまたま自然環境にうまく対応した個体がたまたま生き残った結果が今日の種の姿なのだ、ということです。

このダーウィンの観察と理論をまとめた本が、有名な「種の起源」ですね。

種の起源(On the Origin of Species)は世界中で読まれている名著で、もちろん日本語訳もありますが、英語学習者としてはぜひ原著で読んでほしいと思います。
 

ポール・マッカートニーの名言

"I used to think anyone doing anything weird was weird.Now I know that it is the people that call others weird that are weird."
-- Paul Mccartney

「以前はおかしなことをする人がおかしな人だと思っていた。でも今は、おかしなことをしていると他人のことを言う人こそおかしな人だと思う。」

ビートルズのポール・マッカートニーの言葉です。

日本語にしてもややこしいですが、原文はthatがたくさん出てきて、なにがなんだかわからない!っていう人も多いのではないでしょうか?

1つ1つ見ていきましょう。

まず、最初の文"I used to think (that) anyone doing anything weird was weird."です。

これはthatが省略された形で、基本は"I think that"と同じです。

I think thatの"that"は、口語ではよく省略されます。

ポールの言葉は"I used to think (that)"なので、「かつてはthat以下だと思っていた」となります。

続いて、"anyone doing anything weird was weird"を見てみましょう。

この文は「主語(anyone doing anything weird)+be動詞(was)+補語(weird)」というシンプルな形です。

weirdという単語は学校英語ではあまり見かけませんが、日常会話ではよく使われます。

「変な、奇妙な」という意味です。

ということで、

"anyone doing anything weird was weird"

→「変なことをしている人(anyone doing anything weird)が変(weird)だ」

となるわけです。

続いて、2文目を見てみましょう。

"Now I know that it is the people that call others weird that are weird."

なんとThatが3つも登場します!

英語が苦手な人は頭がクラクラしちゃいそうですよね。

この文の構造を見ていきましょう。

まず、大枠はシンプルな表現"Now I know that ~"です。

「今はthatだということを知っている(思う)」

ポール・マッカートニーは、最初に「今はthat以下だと思う」と述べていて、どう思うかをThat以下の節で説明しています。

それがこちら。

"it is the people that call others weird that are weird"

この文はなかなか手ごわいですね。

でもよく見ると、

「it is xxx that ~」の強調構文

となっています。

強調構文については、先述のダーウィンのところでも触れました。

「~なのはxxxである」と訳し、XXXの部分を強調します。

そこまでわかれば後は簡単!

うーん、どれどれ...ってポールの発言、なんとthatが二つあるんです!

いったいどっちのThatが強調構文のThatなの?

こういう場合はどっちの場合も考えてみると手っ取り早いです。

なんせ2つしかありませんからね。

最初のThatを強調構文のThatと考えると、

"it is the people that call others weird"

→「他人を変だというのが人々だ」

?????

ちょっと意味が分からないうえに、それに続く"that are weird"が余ってしまいました。

それでは2つ目のThatを強調構文だと考えてみた場合、

"it is the people(that call others weird)that are weird"

となります。

とりあえず(that call others weird)は無視して訳すと、

→「変なのは人々だ」

1つ目よりは意味が通じます。

ここで(that call others weird)を思い出しましょう。

カッコの中の、「(that call others weird)他人を変だという」は、実は the peopleを修飾しています。

文法用語ではThatの形容詞節といいますが、とにかく「直前の名詞がどんなものであるのか、捕捉を加えている」と思ってください。

"the people(that call others weird)"

→他人を変だという人々

という意味となり、全部まとめると

"it is the people(that call others weird)that are weird"

→「他人を変だという人たちこそ変だ」

という意味になるのです。
 

アインシュタインの名言

Anyone who has never made a mistake has never tried anything new.
- Albert Einstein

「失敗をしたことがないという人は、何も新しいことに挑戦したことがない人だ。」

相対性理論で有名なアルバート・アインシュタインが残した名言です。

「has never」が2回も登場し、一見するとわかりにくいですが、

"Anyone who has never made a mistake(失敗をしたことがない人)"

が主語です。

その後に続く

"has never tried anything new(新しいことに挑戦したことがない)"

が述語部分となり、

『失敗をしたことがないという人は、何も新しいことに挑戦したことがない人だ。』

という意味になります。

アインシュタインはドイツ生まれのユダヤ人科学者でしたが、ナチスドイツの迫害を逃れアメリカに移住し、晩年はアメリカで研究をしてたため英語での名言を多く残しています。

"If you can't explain it simply, you don't understand it well enough."
- Albert Einstein

「シンプルに説明できないということは、それについてよく理解してないということだ」

やたらと小難しい言葉を使って偉そうに語る専門家に聞かせたあげたい名言ですよね。

20世紀を代表する天才が言うと、重みが違います。

 

スティーブ・ジョブズの名言

“You can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.”
― Steve Jobs

「先を見据えて点をつなげることはできない。過去を振り返ってしか点を繋げられないんだ。だから将来、その点が必ずつながるんだと信じなければならない。」

アップルコンピュータを設立し、カリスマ経営者として名をはせたスティーブ・ジョブズの名言です。

この発言は2005年、米国・スタンフォード大学での卒業式スピーチで行われたもので、ジョブズの伝説的スピーチとして今なお語り継がれています。

日本語字幕付きのスピーチ動画はこちら。

大学を中退してしまったジョブズでしたが、中退後もモグリで受けていたcalligraphy(文字芸術)の授業で、文字を美しく見せることの重要性に気付きました。

この授業で学んだことがきっかけで、後にアップルが開発したマッキントッシュにはきれいなフォントや美しい字間調整機能が搭載されているのです。

これは、ジョブズの人生の点(=大学での授業)と点(=マッキントッシュの開発)が結ばれた瞬間でした。

こうしたことは、誰でも経験があると思いますが、未来を予想して点と点を結ぶことはできません。

なので、将来必ず点が繋がるんだ!と信じることが大切だ、とジョブズは若者たちに説いたのです。

このスピーチではかの有名な名言も生まれました。

Stay hungry. Stay foolish.
― Steve Jobs
「ハングリーであれ、愚か者であれ。」

実にシンプルで語感も良く、心に突き刺さるようなフレーズですね。

 

有名フレーズを覚えるとこんなことに役立つ!

ここでご紹介した有名フレーズは、世の中に残っている名言・名台詞のほんの一部です。

こういった有名フレーズを覚えると、英語学習者にとって以下のような効果が期待できます!
 

とにかくかっこいい

端的な言葉で人の心をぐっと掴むような表現ばかりです。

聞いている側も、話している側も心を引き寄せられます。

細かい説明などなくても聞き手を理解させてくれる説得力があります。

日常会話に取り入れることができれば、自身の英語がより魅力的なものになったと感じることができるでしょう。

英語学習のモチベーションアップにもつながるはずです。
 

語感が良い

印象に残る言葉というのは、その内容だけではなく言葉の語感も印象的であったりします。

会話のリズムやテンポを向上させることにも期待が持てます。

また繰り返し音読することで英語特有のリズムを習得することもできるようになります。
 

対比や比較の表現が多い

英語の比較級が苦手という人、多いのではないでしょうか。

数々の名言を見てみれば分かるかと思いますが、対比や比較の表現が多く使われています。

お気に入りの名言を覚えることにより、自然とこれらの表現方法を習得できるようになるはずです。
 

スラングを覚えることができる

スラングというと下品で汚い言葉を連想しますが、それだけではありません。

日本語にすると"マジで?"や"最高!!"のような気軽に使われる表現も多々あります。

これらを覚えることができれば、ネイティブの日常会話も理解できるようになっていきます。

自身の会話に取り入れることによって一目置かれるようになるかもしれません。
 

有名フレーズの習得法

お気に入りのフレーズを集める

英語の有名フレーズは、日本語訳とともにネット上で紹介されていることも多いですが、ぜひ英語で調べて自分で訳を付けて見てください。

日本語で言うところの「名言」は、英語では「quote(引用・格言・ことわざ)」と言います。

"famous quotes"や、"favorite quotes"などと検索すると、名言が膨大な数ヒットします。

まずは好きな人物に焦点を当てて調べてみるのが良いかもしれません。
 

繰り返し音読する

気に入ったフレーズを見つけたら、繰り返し音読しましょう。

内容の確認とともにその言葉が持つリズムにも意識しながら実践してください。

可能であれば本人が実際に喋っている音声や動画を感情も込めて真似るとよいでしょう。

言葉自体を覚えやすくなるだけでなく発音を良くする効果も見込めます。

 

まとめ

いかがでしたか?

どれもシンプルでかっこいい表現ばかりでしたね。

こういった表現を会話の中でさらりと出せると、また説得力も増すのではないでしょうか。

自分のものにできるよう繰り返し音読して1つずつ覚えていきましょう。




 





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