英語を学ぶ為に英語圏へ留学されている方の中には、すぐに留学効果が現れて自分の英語の伸びを実感する方もいますし、またその反対に留学したのに英語が伸びていない。と感じている方もいると思います。
英語圏に留学しても、それだけでは英語は伸びません。
留学という絶好の機会を最大限利用して一生懸命勉強した人だけ飛躍的に英語力が伸びるのです。
今回は、実際に留学した著者が留学先で見てきた「留学しても英語力が伸びないダメダメ留学生の特徴」を3つご紹介します。
留学しているのに英語が伸びない。と言う残念な結果にならないように、反面教師として参考にしていただければと思います。
留学先で日本人とばかり交流している
日本人に人気の留学先だと、かなりの数の日本人に出会うことになります。
でも留学先の日本人とばかり交流していると、英語力は伸びません。
留学初期の不安な気持ちから、ついつい近くにいる日本人と交流する気持ちは分かります。
しかし留学してから数ヶ月経っても日本人の方達ばかりと交流していると、学校で学ぶ時間以外は日本にいるのと大して変わらないと言う状況になってしまいます。
せっかく英語を使って生活しなければならない状況にいるのに、日本人と日本語で交流していては、何をするために留学しているのかよくわからなくなってしまいますよね。
せっかく留学に来ているのですから、積極的に外国の文化、言語に触れ日本では得難い経験を積みましょう。
そうすると自然と英語を使う機会も増えて、リスニング・スピーキングのこれ以上ないくらい良いトレーニング機会となります。
日本語のテレビ、動画を見ている
最初のポイントと少し重なりますが、留学先で日本のテレビ番組や日本語動画ばかり見ているのも英語が伸びない原因です。
留学前に日本で見てたドラマの続きが気になる!好きだったあのバラエティーに豪華ゲストが出演するらしい!
気持ちはわかりますが、留学中はぐっとこらえて、日本のテレビ番組は見ないようにしましょう。
そういった動画はネット経由で日本に帰国してからでも見ることが出来ます。
一度日本の動画を見てしまうと癖になり、なかなか抜け出せなくなります。
どうせテレビを見るなら、現地の番組を見てみましょう。
アメリカの場合はケーブルテレビが主流なので、100以上の放送局の中から好きなものを見ることが出来ます。
さらに聴覚障碍者用の英語字幕が表示されるようになっているので、聞き取りに不安がある人でもテレビ番組を楽しむことが出来ます。
さらにさらにニュースなどの生放送でも多少タイムラグがありますが英語字幕が入るようになっています。
英語学習者にとって、こんなに素晴らしい教材はありません!
勉強だ!と思って肩に力を入れてテレビを見る必要はありませんが、電子辞書片手にわからない単語が出てきたら調べてみたり、今の表現日常会話で使えるな!と思ったら真似してぶつぶつ呟いてみたりと、リラックスしてテレビを見ている間も常に「英語学習のアンテナ」を立てておくと、留学中に飛躍的に英語力が伸びるでしょう。
分からない単語・表現をそのままにしている
留学先で出会ったわからない単語・表現をそのまま放置しておくと、英語力が伸びません。
これは私の実体験ですが、いくら日本で英語を学習していても、留学すると毎日知らなかった単語、初めて聞いた表現に出会います。
そんな時はすぐにその場で意味を調べる、できればメモしておくと、英語の伸びが違います。
電子辞書を持ち歩くという方法もありますが、便利なのがスマホです。
スマホがあれば単語の意味もすぐに調べられるし、メモ機能も付いています。
私は留学中音声入力を使ってメモを取ったり、自分の声を録音して音声メモを多く残すようにしていました。
分からなかった単語・表現はその場で解決して、メモするなりして後で見返すようすると、次にまた同じ単語に出会ったときにピンときます。
こうしてその単語が自分のものになっていくのです。
できれば新しく出会った単語・表現を日常会話で使ってみると、さらに英語の伸びを実感することが出来ると思います。
留学しているのに英語が伸びないと感じている方へ
いかがでしたか?
留学しているのに英語が伸びないと感じている人は、心当たりがあるのではないでしょうか。
せっかくの留学です。
英語の力をつける事は当たり前ですが、英語の力をつけながらも楽しい経験や日本では得難い経験を積み、素晴らしい留学にして頂けると嬉しいです。