英会話学習

英文法の基礎を学ぼう・「自動詞と他動詞」の違いについて

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リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングと英語の4技能すべての基本となるのが英文法です。

英語が苦手!と言う人の中には、中学・高校で習った英文法で原因で英語アレルギーになったという方もいらっしゃいますが、英文法をおろそかにしていると英語の能力は伸びません。

逆に言えば、英文法の基礎を押さえておくだけで、英語力の飛躍的なアップが期待できます。

https://eigogym-hikaku.net/post-773/

そこで、今回は英文法の基礎として「自動詞と他動詞」について取り上げてみたいと思います。

この2種類の動詞を使い分けられることにより、英語を感覚で理解できるようになるかもしれません!
 

自動詞と他動詞は日本語にもある

私たち日本人は日本語ネイティブスピーカーなので、普段あまり意識していませんが、自動詞と他動詞という概念は日本語にもあります。

国語辞典で自動詞と他動詞について調べると、

「動詞の動作が他に及ばないのが自動詞、影響を与える対象があるのが他動詞」

という解釈だそうです。

少し分かりにくいかと思いますので、日本語で例を挙げます。

同じ『開』という漢字でも『戸が開く』は自動詞、『戸を開ける』は他動詞です。

前者は『戸自身が開くという動作をする』ということなので戸が主語となっています。主語(戸)の動作が他に影響していませんよね?

一方で後者は『(誰かが)戸を開ける』ので、主語(誰か)の動作が戸に影響しています。この場合『戸』が目的語(=影響を与える対象)となっています。

このように日本語にも自動詞と他動詞があり、自動詞は『主語の動作が他に影響を与えない』他動詞は『主語の動作が目的語に影響を与える』という違いがあります。
 

英語の自動詞・他動詞も日本語と同じ

実は英語の自動詞、他動詞も日本語の解釈と同じです。

「動詞の動作が他に及ばないのが自動詞、影響を与える対象があるのが他動詞」

このポイントを意識して『run』という単語を見てみましょう。

runといえば、「走る」という意味がすぐに思いつきますが、他にも非常にたくさんの意味があることが知られています。

さらにrunは自動詞としても使えるし、他動詞としても使えます。

次の例文を見てみましょう。

①He runs to a coffee shop

②He runs a coffee shop

この2つの例文、前置詞の『To』があるかないかのだけの違いですが、意味は全然違います。

例文①の『run』は自動詞として使われていて、②の『run』は他動詞として使われています。

日本語訳をすると以下のようになります。

①He runs to a coffee shop(彼はコーヒーショップへ急いで走る)

②He runs a coffee shop(彼はコーヒーショップを経営している)

自動詞『run』は主語のHeが他に影響を与えません。彼が走っているだけです。to a coffee shopはあってもなくても彼の行為は変わりません。

他動詞『run』は主語のHeがa coffee shopに影響を与えています。彼の経営手腕がa coffee shopの売り上げに影響を与えますよね?

自動詞は基本的に主語と動詞だけで文として完結できるので、意味を補足するためには「To」などの前置詞を置きます。

これも自動詞と他動詞を見分けるためのポイントになっています。

同じように、「Get」にも自動詞と他動詞の使い方があります

①I get to my office(私は会社へ行く)※自動詞

②I get my office(私はオフィスを見つける)※他動詞

1番の例文は、主語の私が会社へ行く動作を表しています。これは他に影響を与えませんので自動詞です。

2番の例文は『オフィス(目的語)』が主語である私のものになると言う意味ですので、オフィス(という目的語)に影響を与えています。これが他動詞です。

他動詞と自動詞の違いが理解できると、英文の理解力がぐっと上がります。

動詞の正確な意味が分からなくても、主語が目的語に影響を与えるのか(他動詞)、主語自身が何かをするのか(自動詞)で、何となく文章を理解することができるようになるからです。
 

自動詞は受動態にできない

自動詞と他動詞を理解するうえで、もう1つ重要なポイントがあります。

それは、他動詞は受動態にできるが自動詞は受動態にはできない、ということです。

再び戸の例文に戻りましょう。

戸が開く→自動詞
戸を開ける→他動詞

他動詞であれば『戸を開ける』⇒『戸は開かれる(開けられる)』と受け身にできますが、『戸が開く』は変換不可です。

自動詞は目的語がなくても意味が成立します。

受動態へと変換される場合目的語が主語となりますが、自動詞はそれがないためにできません。

意外とここが理解できていない人が多いように思います。

かくいう私もそうでした。

具体的な事例を挙げると

This phenomenon was occurred by ...(この現象は...によって引き起こされた)

という英文を書いて、ネイティブスピーカーに間違いを指摘されたことがありました。

occurは自動詞なのでこのような受け身の形を取ることができないのです。
 

まとめ

英単語は自動詞の形しか取らないものから自動詞にも他動詞にもなるものまで様々あります。

辞書で調べてその単語の意味だけ覚えるのではなく、自動詞か他動詞かまで理解することが大切です。

逆に、自動詞か他動詞かさえ分かっていれば英単語を丸暗記しなくてもよくなるともいえます

英文法はすべての英語力の基礎になるので、あせらずじっくりと勉強していきましょう。

 

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