英語が話せる人は、どのようなきっかけから英語が話せるようになるのでしょうか。
何事においてもそうですが、きっかけがあって物事が進んでいきます。
英語が話せるようになるにはそれなりの努力が必要だと感じますよね。
もちろんその通りで、そのためにはきっかけがとても大切なことと思います。
今回は、著者が英語を話せるようになった経緯を元に、英語が話せるようになるきっけけについて考えてみたいと思います。
英語に興味を持ったきっかけ
まずは著者についてですが、現在アメリカの4年制大学に通っている大学4年生です。
わたしは別に英語を勉強するために留学した、というわけではありません。
アメリカの大学で自分の専攻学科を学びたくて留学した類の者です。
そんなわたしですが、留学前から英語が上手く話せたかと聞かれると答えはノーです。
やはり一般教育として中学校、高校で学ぶだけの表面上とも言える英語科目だけでは、英語を話せるまで上達はしませんでした。
それは皆さんもご存知のことかと思います。
帰国子女でもなく、学校教育を受けただけで英語がペラペラの人があなたの周りにどれほどいるでしょうか?
そんなにはいないですよね?
ですから、英語が話せるようになるためにはその後に特別なきっかけが必要な訳です。
著者の場合、海外へ興味を持ち始めたのは小学生のころです。
その頃、NHKで「フルハウス」というアメリカドラマが放送されていました。
ご存知の方も多いと思います。アメリカのサンフランシスコを舞台にした家族のドラマですが、フルハウスを見るたびに、アメリカの家の雰囲気や、登場人物たちのリアクションにあこがれのようなものを感じていました。
その頃はまだ幼かったので、自分の知っている世界も狭く、一体どこにこんな場所があるんだろうとワクワクしていたのを今でも覚えています。
NHKで放送されていたものは日本語吹き替え版だったので、英語を話せるようになりたいとは思っていませんでしたけども、いつかこんなところへ行ってみたいなとは考えていたかもしれません。
フルハウスの世界に憧れを抱いてから少し経った頃、中学生に上がる少し前だったでしょうか、近所の英会話スクールに通い始めました。
というのも、6年生の時にアルファベットをかっこいいと思い始め、勝手に勉強していたところ親に見つかり、「そんなに英語に興味があるなら」と、英会話スクールに行かせてもらえることになったのです。
その時通った英会話教室では発音の基礎から教えてもらっていたので、それがアメリカ留学後の現在でもとても役に立っています。
フルハウスと英会話スクールのおかげで、中学に入っても英語の授業でつまずくことは全くなく高校までオール5で卒業できました。
ただ、最初に申し上げました通り、中学・高校の英語授業(+英会話教室)だけで英語が話せるようになったわけではありません。
本格的に英会話が出来るようになったのは、アメリカ留学後、大学生になってからです。
英語がしっかりと話せるようになったきっかけ
実際にしっかり話せるようになったのは、やっぱりアメリカで大学生になってからでした。
高校時代はというと、他の勉強も忙しかったので英語にはそれほど力入れていませんでした。
とはいえ英語の成績は良かったので留学しても何とかなるだろうと思っていましたが、実際にアメリカに来てみると、自分の英語力のなさに驚きました。
なんせ現地の人が言っていることが全然聞き取れない!!
もちろん英語で話をすることも全然できませんでした。
留学当初、ホストファミリーにはYESかOKしか返すことができず、「あの子YESしか言わない」とまで言われていました。
それがすごくショックで、留学2日目にして若干のやばさを感じました。
しかし、幸いなことに英語が喋れないなりにもアメリカ人の友達を作ることが出来ました。
そこで感じ始めたのは、
「もっと自分のことを知ってもらいたい!!!」
という感情でした。
英語があまり話せないけど、仲良くしてくれるアメリカ人の友達のことをもっと知りたいし、自分のことももっと知ってもらいたい!
こんな思いから、分からないなりにも自分から積極的に友人に話かけるようにしたり、友達の輪に入れてもらう機会を増やしたりしました。
そうしているうちにまずは耳が英語のリスニングに慣れていき、続いてゆっくりとではありますが英語を口にすることができるようになって行きました。
周りの人たちがよく使うフレーズを聞いて、自分でも使ってみることで段々と長く英語を話せるようになっていったのです。
このように、私が英語を話せるようになったきっかけは
「周りの英語が話せる友達と、母国語で話すようにコミュニケーションが取りたい!もっと仲良くなりたい!!」
という気持ちでした。
周りにいる留学仲間の日本人に質問しても、同じような答えが返ってきました。
英語を話せるようになるためには強い気持ちが大事!
私の場合は留学したことにより、英語でもっと自分のことを知ってもらいたい、友達とコミュニケーションを取りたいという感情がわいてきて、それがきっかけで英語を話せるようになりました。
このように英語を話せるようになるためには強い気持ちを持つことが大切だと思います。
ただなんとなく英語を勉強しているだけでは、絶対に話せるようになりません。
例えば、もっと英語に関わる仕事をしたい!だとか洋画を字幕吹替なしで観れるようになりたい!だとか、好きなハリウッド俳優と同じ言語を話して少しでも近づきたいとか、海外旅行でスムーズにコミュニケーションをとりたいとか、英語を話したくなる理由は考えればたくさん思いつきます。
そういった気持ちや目標を持つことで長期的に英語学習を続けることができます。
あなたが英語を話せるようになりたいきっかけを見つけたいと思い始めたきっかけはなんですか?
きっと答えは明確化できるはずです!
自分だけの英語をマスターしたいきっかけを探してみましょう。