社会人になってから英語を勉強しようと思ったけど、なかなか時間が取れず英語力も伸びない・・・。
「もっと集中的に英語の勉強がしたい!」「短期間で英語力を伸ばしたい!」と考えたとき、留学という選択肢もあります。
社会人の留学は学生留学と違い、限られた時間とお金の中でどれだけ成果を出せるかが問題になります。
何より、会社を辞めて行くほどの価値はあるのか?と、なかなか踏み出せない人が多いのも事実。
今回はそういった社会人留学のメリット・デメリットを、会社を辞めてセブ・カナダ留学を経験した私からお答えします!
目次
社会人留学のメリット
ではさっそく社会人の英語留学について、4つのメリットからお話ししていきます。
英語環境に身を置ける
留学すると英語を使う割合が高くなるので、自然と勉強に集中できます。
日本では日本語<英語環境にするのは難しいですが、留学だとそれが普通。
日常の些細な英語、例えば誰かにぶつかってしまったときに"Oh, sorry."(あ、ごめんなさい。)と言ったり、カフェで"Is this seat taken?"(この席空いてますか?)と聞いたり、そういうとっさの一言も英語で話すようになります。
同じ目標を持った仲間ができる
留学先では同じ志を持った日本の仲間に出会えます。
海外旅行が好きだったり、英語を生かした仕事をしたかったり、将来的に海外移住を考えていたり、そういった何かしらの共通点を必ず持っています。
このサイトで紹介している英語パーソナルジムの『PROGRIT』は、学生時代に留学先のアメリカで出会った日本人2人が帰国後に創業しました。
https://eigogym-hikaku.net/tokkun-english-setsumeikai/
そんな仲間と留学を終えてからも日本や海外で集まれたら素敵ですよね!
外国人の友人ができる
英語を勉強するならやっぱり外国人の友人を作りたいですよね!
留学先には韓国・中国・台湾・ロシア・メキシコ・ブラジルなど、世界各国から英語を学びに生徒が集まってきます。
はじめはお互いぎこちない英語ですが、だんだん意思疎通ができるようになって、学校帰りにカフェに寄ったり休日は遠出したり。
外国人との交流は、日本にいたらなかなかできない、留学ならではの体験です。
価値観が変わり、視野が広くなる
日本に住んでいるのは、日本語を話す日本人がほとんどです。
私も留学前はあたりまえすぎて考えたこともありませんでしたが、世界には何千という言語があり、国によって文化も様々。
道を歩いていると前の人がスペイン語を話していて、隣は韓国語、後ろからは聞いたこともない言語が聞こえてくる。
待ち合わせには時間通り集まらなかったり、カフェの店員が携帯をいじっていたり、ビジネスマンがランチにビールを飲んでいたり。
日本だとありえないようなことも、日本を出たらありえるんです。
そういう経験を毎日積み重ねていると、自分の世界がいかに小さかったか気づけます。
社会人留学のデメリット
ここまで社会人留学のメリットについてお伝えしてきました。
基本的に社会人でも学生でも留学するメリットはあまり変わりません。
でも休学が簡単にできる学生と違い、会社を辞めて行く社会人にはデメリットもあります。
お金と時間がかかる
留学にはお金がかかります。
数十万〜数百万と期間によって金額はまちまちですが、簡単に出せる額ではありません。
学生なら両親の援助を受けることが出来るかもしれませんが、社会人ならそうはいきません。
留学して学校に通う期間は働くこともできないので、渡航前に貯金をする必要があります。
成果が出るかは自分次第
海外で暮らせば自然と英語が身につくかといえば、もちろんそんなことはありません。
同じ語学学校に同じ期間通っていても、学校外の過ごし方で英語の伸びは大きく変わります。
四六時中日本人同士でつるんで日本語ばかり話していては、せっかく留学に来ても意味がありません。
帰国後の仕事の保証はない
留学自体を目的にしてしまうと、行って帰って終わりになります。
仕事で使えるだけの英語力や国際力もないまま帰ってきて「留学行ってきました!」では、何しに行ってきたの?と思われかねません・・・。
渡航前に「留学を通じて何を成し遂げたいか?」を考えてみましょう。
キャリアアップのために留学するのであれば、MBA留学など大学院への正規留学がおすすめです。
それでも帰国後の仕事の保証がありませんが。
まとめ
私の経験をもとに、社会人留学のメリット・デメリットをお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
私は留学をとても楽しいものにできたので、メリットの割合が大きくなりましたが・・・最初は英語が伝わらず悔しい思いをしたり、なかなか友達ができず寂しい思いをしたりしました。
留学を経験した人であれば、そういう経験は誰でもあると思います。それをそんなこともあったなと楽しい思い出にできるかはその人次第。
社会人留学に行こうか迷っているなら、ぜひこのメリット・デメリットを参考にまずは一歩踏み出してみてください。